密かに忍び寄る貧困から身を守る7つの法則

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こんにちは。チャーリーです。

日曜日にマカオから日本に入りました。

先日、中国の広東省、中山を訪れたのですが、
少し驚いたことがあります。

ランチを食べた湖南料理のレストランでの出来事でしたが、
表に止まっている車の半数以上が、
ベンツ、BMW等の高級ドイツ車なのです。

お店自体はひとり500円程度で食べられる普通のレストランです。

日本では若い世代の半分程度が車を所有する意識が無いと先日ニュースに出ていました。

欲しい気持ちは本当はありつつも、諦めてしまっているだろうと思うのです。

可処分所得が年々下がり、現実的に無理な望みをしない・・・

そう考えているのでしょう。

ある意味非常に堅実ではありますが、夢がありません。

それと比較した時、中国の田舎に行っても、成長する醍醐味を感じ、
そして、明日は今日よりも良くなる!! 
そういう意識があるからこそ、消費にもお金が回ります。

お金そのものに対しての考え方も、随分変わってきていると感じますが、
シェアをするという考え方がどんどん伸びつつあり、
新しい流れ、仕組を活用すれば、実は今あるお金でも十分に、
今以上の豊かな生活をすることも出来ます。

今後の日本は、1億総貧困化が叫ばれる中、
今まで以上に、ひとりひとりが意識を変え、
国に頼るのではなく、自らのこと、家族のことを、
自分自身で守っていくという心構えが大切になります。

しかしそうはいっても、高いハードルを掲げても、
なかなか誰にでもそれが達成できるわけではありません。

そんな中で、改めて、誰でも簡単にできる方法で、
将来の安全、安心を創りあげる方法。

将来の貧困から家族を守る方法について考えてみましたので、
シンプルにこの点を伝えていきたいと思います。

まずは現在の日本の貧困の状況について、
改めて皆さんに理解してほしいと思います。

現在の日本は、子供達の6人に1人が貧困にあります。

母子家庭の貧困率は57%を超えています。

単身の女性の貧困率は3人に1人を超えています。

二極化が進む中、勝ち逃げと思われていた現在の高齢者世帯も
どんどん貧困に陥っています。

以前起きた新幹線内での放火事故、覚えていらっしゃいますでしょうか?、

年金が少なく生活苦から起こったそうです。

雇用者全体の40%近くが非正規雇用者であり、
40歳以下で言えば、既に過半数が非正規雇用になっています。

そして非正規雇用者は、年金面、保険面での待遇は恵まれておらず、
更に所得そのものが低いため、
将来はかなり高い確率で、貧困に陥るのです。

貧困は次の世代につながります。世帯間貧困が起こります。

貧困世帯に育った子供達は、恵まれた教育環境には置かれず、
将来、非正規雇用になる可能性が高く、
結果的に更なる貧困に陥っていく確立が高いのです。

こう書いてみると、本当に、先々は日本人の90%程度が
「みんな貧困に陥ってしまうのではないか???」
そう考えてしまいます。

日本が経済成長している中、総中流社会と言われ、

現在、自分は中間層にいる・・・・

多くの日本人がそう思っているのは全て幻です。

もともとの中間層が、中間層からどんどん下層に陥っているのです。

貧困に向かっているのです。。。

この現実をまずは理解した上で、
どうしたら貧困に陥らないで済むのか??
これを考え、ひとりひとりが行動していかなければいけない。

そう思うのです。

「なぜ日本で貧困率が高まっているのか??」

まずはこの点を理解してほしいと思います。

これは様々な要因がありますが、自分が思う一番の要因。

これはバブル崩壊時の政策に一番の問題があると感じています。

バブル崩壊時、多くの企業が多額の不動産の含み損失を抱えました。

そしてそれらの企業に対して融資をしている金融機関も、
多額の不良債権を抱え込みました。

バブル崩壊後、この不良債権を償却するためには、
100兆円を越えるお金が使われた・・・
そういうふうにも言われていますが、
ここで使われたお金以上に、日本国民が大きく損をさせられています。

金融業界を守るため、そして多くのゾンビ企業を守るため、
国民の銀行への預入金利は非常に低水準に抑えられました。

バブル崩壊前であれば、郵貯の利率は8%の時もありましたし、
平均的に6%程度の利息はついていました。

それがバブル崩壊後、一気に預金金利は下がり、
現在では1年間の定期預金でも、0.1%程度の金利しか付きません。

バブル崩壊後、企業への貸付金利も一定まで下がりましたが、
金融機関が国民から預かり金利ほど下がったわけではなく、
金融機関の利幅は広がり、
この利益をもって不良債権を精算したわけです。

多くの借入れをしていた企業も、金利が大きく下がったことで、
一息つけたわけです。

考えてみてください。

もし、この金利がそのまま国民にはいっていたらどうなっていたか?

と。

本来、預金者に入るべき利息が預金者に入らず、
それが金融業界、借入過多の企業の救済に回ったのです。

仮に当時の預金額が1,000兆円あったとして、
もし、0.5%の金利が、5.5%で留まっていたとすれば?
この金額差は年間50兆円になります。

国民に、預金者に年間50兆円余分に利息が支払われているのです。

1992年以降の23年間の合計額は1,150兆円になります。

途方も無い金額が、気がつかない間に実は移動しているのです。

1,000万円の預金者が、
年間55万円の利息が毎年入ったとしたならば?
かなり生活は改善されますよね。

お年寄り世帯で、2,000万円の預金から、
年間110万円の利息収入があったとすれば?
これだけで月:91,700円ほどになります。

これに年金が加わることで、多くの高齢者世帯では、
充分に安心した生活は送れると思います。

これが、現在の二極化の一番の問題、
要因のポイントでもあるわけです。

政治家への献金をたくさん行う大企業を守り、国民が犠牲になる。

既得権益者にとっての都合の良い政策が行われることで、
国民は貧困に向かっていくわけなのです。

日本人の貧困率が高まったそれ以外の要因は他にどんなことがあるか?

1)税の不平等性  

消費税と言うのは一見すると公平な税制のように感じますが、
実はこれは非常に不平等な税のかけ方だと考えます。

300万円の所得の人は、そのお金の殆どは生活コストに回されます。

貯蓄をしたくても余裕がなく、300万円の多くが消費に廻るため、
300万円のほとんどの部分に8%の税金がかかります。

仮にその負担は年間:20万円としましょう。

それに対して1億円の所得をとっている人は、
せいぜい消費に回すのは1,500万円程度でしょう。

これにたいして8%の課税ですから、120万円となります。

1億円の所得に対しては実質1.2%の課税となります。

所得は33倍以上の開きがあるのにもかかわらず、
税負担には6倍の差しかないのです。

これ公平とはとても思えないのです。

株式の売買益や配当に対しての低税率の問題もあります。

企業オーナーは給与としての所得は抑え、
配当収入を増やすことで、課税を大きく下げることができます。

サラリーマンよりも低税率が可能となります。

2)雇用形態の変化  非正規雇用化

非正規雇用は生涯所得を大きく下げます。

2013年のデータでは、正規雇用者との収入格差は、
1億6,034万円という統計データがでています。

所得が低ければ、将来受け取る年金も大きく下がることになり、
潜在的な将来貧困につながります。

3)様々な負担増

年々、様々な形で負担するお金が増えています。

介護保険、社会保障費用が増加しています。

消費税が2016年からは10%に上がる予定ですが、
これ以外でも、様々な形で実質的な増税が行われています。

所得が増えない中で、というか、所得が年々減少する中で、
出て行くお金が継続的に増加していますので、
可処分所得が年々減ることになり、
じわじわと貧困化しているのです。

4)居住コストの高さ

バブル崩壊後、不動産価格は大きく下落しましたが、
賃貸住宅の家賃に関してはそこまで下がっておらず、
実質所得が減る中で、家賃負担率が増加しています。

高齢者世帯の場合、普段の生活の中でかかるお金は少なくても、
居住コストが支出の中で大きな割合を占めることになり、
家計を圧迫させます。

これ以外にも様々な要因がありますし、
それぞれの要因が繋がることで、貧困化は加速することになるのです。

一度貧困に陥ってしまうと、なかなかそこから抜け出す事が難しい・・

これが ” 貧困の罠 ” と言われる問題です。

そして貧困の罠に陥ると、下記の様な悪い循環にハマってしまいます。

「 日々生きていくだけで精一杯になり、
ゆっくり将来について考える時間もない。」

「 生活環境を変えようと一生懸命無理をして仕事をすれば、
それによって体を壊してしまい、余分な医療費がかかり、
今までためていた貯蓄もなくなってしまう。」

「 貧困世帯で育てば、良い教育環境を得られず、
結果、非正規雇用になる率が高まり、貧困化する。」

日本人全体の世帯で、長期的に可処分所得が減り、
使えるお金が減る中で、増税等の支払負担は確実に増えています。
現在の日本人の多くが、この貧困の罠にはまりつつあります。

「 なぜこうなってしまったんだろう?? 」

じわじわと貧困が浸透するために、
多くの人が現実に気がつかない。

これが非常に恐ろしいですよね。

一度はまってしまうと、本当に貧困の罠からは抜け出すことは難しく、
日本という国がバブル崩壊後、「 失われた20年 」
と言われたのと同様に、10年後、20年後に振り返った時、
「 国民総貧困化・・・・ 」そう言われることになるかもしれません。

今日は、非常に悲観的な話をさせて頂きましたが、
現実を理解して、自らのこととして正面から受け止めることが、
本当に重要なのです。

わかっているようで、わかっていない。

現実を見つめない方が、実際のところほとんどなのです。。

甘く考えていると、
厳しい現実への対処も後手後手になってしまいます。

改めてこの点を考えて、現実を受け止めてほしいと思います。

次週からは前向きな話になります。

具体的にどのように行動することで貧困から身を守れるのか?

この点についてお話していきたいと思います。

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